ネコが獲物を飼い主に持ってくる
ネコは獲物を食べずに飼い主のところに持ち運ぶ
ネコは、ネズミやモグラなどの小動物を捕まえて
自分では、食べずに、そのまま飼い主のところに
持ってくる場合がよくあります。
ネコが狩りで捕らえた獲物を家に持ってくるのは、母猫が
子猫にエサを持ち帰って与えるという習性からきている
ようです。
ネコが、獲物を子猫のとろへ持ってきて、子供に対して
狩りの方法を教えようとしているのです。
この場合は、飼い主を自分の子供だと思っているようです。
だから、飼い主のところへ獲物を持ち運んでくるのです。
ネコが飼い主に自分の捕った獲物を飼い主に見せびらかして
いると思われます。
あるいは、飼い主に褒めてもらうために持ってくるとも
考えられます。もちろん、飼い主にとっては迷惑です。
だからといって、ネコは嫌がらせのつもりでやったわけでは
ありません。意的な気持ちで獲物を持ってきているように
思われます。
あるいは、飼い主のことは別に何とも思っておらず、
ネコの捕まえた獲物を安全な場所に置きたいからだという
考え方もあります。
飼い主にエサをあげるつもりはなく、ただ狩りができたことを
褒めてほしいために獲物を見せている可能性もあります。
飼いネコは、子猫のころから食べものに困ったこともないため
本能的な狩りの欲求を満足した後には、獲物そのものには
興味がないとも思われます。
この行動を起こすネコは、特にメス猫に多く、これは飼い主への
愛情表現だとも考えられます。
人間に飼われているネコで、エサに困らなくなっても、
ネコにとっては、習性で本能的に狩りをします。
野性の猫ならは、親猫が狩りをする様子を子猫に見せるとか、
獲物を弱らせて持ってきて子猫には最後のトドメを刺させたりして
狩りを教えています。
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